狛江市強盗殺人の指示役ルフィこと渡辺優樹容疑者との接点から、過去の犯罪行為が再度注目を集めるEXITの兼近さんですが、批判の中には「テレビに出るな!」と過激なものもあります。
兼近さんご本人は活動を辞めないと公言していますが、これだけの非難の声が上がる中、干されない理由は何なのでしょう?
考えられる7つの理由をまとめてみました!
7つの理由
1月からずっと炎上状態にあるEXITですが、テレビに完全に出なくなることは現在ありません。
兼近さんが干されない理由はこちらの7つが考えられます。
- 小説の中のフィクション部分が多いから
- 芸能人になる前のことだから
- 稀有な存在だから
- 芸能人やスタッフ、周りの人に好かれているから
- イケメンだから
- ファンが強いから
- 相方の愛に守られているから
それでは詳しく見ていきましょう!
小説の中のフィクション部分が多いから
過去の犯罪歴に関しては、2019年に公表された売春斡旋のみ。
1000万円窃盗事件は、共犯疑惑で逮捕されたものの、10日間勾留ののちに釈放されています。
ネットで言われている「女性に乱暴をして無理矢理働かせた」「いじめをして人を殺した」等は、事実を否定しています。
特にいじめに関しては兼近さんの著書『むき出し』の主人公の描写をすべて兼近さんの実話だと勘違いされることが多く、小説の切り抜きと共に拡散されている状況です。
『むき出し』は実体験も元になっていますが、小説や漫画やかつて触れてきたものすべてからインスピレーションを受けて書かれており、あくまで“フィクション”です。
どこまでが事実で、どこからが作り物かは詳しく語られていません。
芸能人になる前のことだから
兼近さんの炎上でたびたび言われているのが、以前闇営業で問題となった雨上がり決死隊の宮迫さんとの比較。
「なぜ宮迫はテレビに出れなくなったのに、犯罪者の兼近はテレビに出れるんだ!」との声は多数見られます。
この件に関しては本人も2月1日のYouTube配信内で簡単に言及していましたが、違いはこちらです。
- 兼近さんの犯罪歴は芸能人になる前(一般人のころ)の話
- 宮迫さんの闇営業は芸能人になった後(吉本興業所属)の話
過去の逮捕歴に関しては事前に説明済み、それを踏まえた上で吉本興業は兼近大樹を受け入れ、テレビ会社も出演を決めているという状態ですね。
そもそも、前科を公表すること自体が本来プライバシーの侵害にあたる違法行為です。
ご本人が人気とのギャップに葛藤していたそうで報道を受け入れていますが、。2019年に文春が直撃しなければこんなに大きく世には出ませんでした。
稀有な存在だから
貧乏生活から成功した芸能人のエピソードなどよく聞かれますが、だいたいが下積み時代のこと。
幼少期に貧困で、さらに犯罪歴まであるとなると、なかなか表舞台では珍しい存在となります。
兼近さんはコメンテーターとしても活躍されていますが、過去に闇落ちした経験がある人にしか語れないものがあると重宝されている可能性が考えられます。
犯罪者心理を研究している人より、もしかしたら「犯罪を犯すことが当たり前の環境にいる人」のことを身をもってわかる、そしてその人たちをただ非難するのではなく解決策の一助となる、そんな存在なのかもしれません。
芸能人やスタッフ、周りの人に好かれているから
2019年の犯罪歴の報道後も、兼近さんはテレビに出続けました。
またコンビのYouTube、自身のSNS等も継続して投稿されていますし、小説も出版され、2022年には24時間テレビのチャリティーランナーとして100キロを走りました。
特に24時間テレビのマラソンでは、常に笑顔で走るという公約を実現し、疲れていてもファンサービスを辞めず、ゴール直後の瞬間最高視聴率は28.9%を記録しました。
「かつてのランナーたちは足を引きずりながら満身創痍でゴールしていましたが、兼近くんが最後まで明るさ、チャラさを忘れずにフィニッシュしたところが令和の『24時間テレビ』だなと思いました。同番組がこれからの時代にお茶の間みんなが楽しめるテレビを標榜するうえで、兼近くんはベストキャスティングだったと思います」(コラムニスト・影山貴彦氏)
引用元:2022年9月3日Yahoo!ニュース
思い切り泣いていたのに泣いていないとおどけてみせる、そんなところが老若男女から愛される所以(ゆえん)か――。
また、どの媒体の密着映像でも、目立つのはスタッフと笑い合うポジティブな姿です。
「お笑い芸人なのだから」と言われればそうかもしれませんが、現場でも、プライベートの友人に会っても、みんなを笑わせ、また何度も挨拶をしたりお礼を言ったりする姿が見られます。
2023年のルフィからの飛び火で再度炎上した今回の騒ぎでも、芸人の先輩である松本人志さんやたむらけんじさんが擁護するコメントを、またテレビで犯罪者のように扱われても兼近さんに理解を示すアンミカさんなど、周囲に愛されている様子が伺えます。
イケメンだから
ネットでは「イケメンだから許されるんだろ」「ブスなら総叩きで干されている」との声が見られます。
世間的にもイケメンとして数々の称号を得ていますね。
結局はイケメンだから思ったよりたたかれない、イケメンだから擁護してしまうという層が一定数いる可能性は考えられます。
- 2019年 「よしもと男前ランキング」1位
- 2020年 「全日本グラビア大賞2020」メンズ部門受賞
- 2020年 「ViVi国宝級イケメンランキング 2020年下半期」の芸人部門1位(※EXITとしての受賞)
- 2022年 週刊女性「抱かれたい芸人」1位
イケメンと言えば、兼近さんの父・勇治さんも「ダンディ」「イケメン」と話題になっていましたね。
ファンが強いから
EXITは、2020年7月20日に独自のファンクラブ「entrance」を開設しています。
月額440円で、チケット優先購入や限定ムービー・ブログの配信があるそうですが、その会員数はなんと吉本1位。
開設当日に入った方が会員番号10500を超えていたので、関係者を除いても初日で1万人近い方が会員となっています。
正式な人数は2023年2月現在も公表はされていませんが、その後も専用アプリが立ち上がるなど、人気の高さが伺えます。
また、EXITのファンはジッターと呼ばれ、芸人の仕事のみならず幅広くEXITを支持してます。
「EXITのシッターさんということでジッター」と兼近さんが名付けた総称だそうですが、芸人さんでファンネームがある方は珍しいですね。
ファンの方も自らジッターを名乗る方が多く、定着している呼び名となっています。
相方の愛に守られているから
普段から仲の良いお二人ですが、2019年に兼近さんの犯罪歴が報道された際にも、りんたろー。さんはメッセージを投稿していました。
りんたろーは「元々兼近と出会わなければ 今のような幸せな日々が訪れることはなかったでしょう。兼近がいなければなかった人生。あいつと漫才した時 どん底にいた僕にまだあんたの人生は終わっていない。もう一回頑張る権利があると手をさしのべられた気持ちでした。身勝手ではありますが、今度は僕がそばに居て今のあいつを肯定してやりたいんです」などの思いを吐露。
引用元:2019年9月5日 ORICON NEWS
誰よりも兼近さんを知っている相方のりんたろー。さんがここまで大事に思っているのであれば、今の兼近さんに悪い印象を持てないと考える人も多いでしょう。
兼近さんとしても、心が折れずにいられる支えとなっているのではないでしょうか。
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